トルドー・カナダ首相、安倍元首相の死去を受けて哀悼の意表明

(カナダ、日本)

トロント発

2022年07月11日

カナダのジャスティン・トルドー首相は78日、安倍晋三元首相の死去を受けて、以下の声明を発表外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますした。

「安倍晋三元首相が暗殺されたことを知り、信じられないほどの衝撃を受け、深い悲しみを覚えている。カナダは、この甚だしくひどい襲撃を最も強い言葉で非難し、この困難な時期にある日本国民とともに歩んでいく。

カナダは、安倍氏の首相在任中に拡大・深化した日本との強固な友好関係を非常に重視している。安倍氏は献身的で先見性のあるリーダーであり、カナダの親しい友人だった。われわれは、安倍首相が20194月にオタワを訪問した際に、両者で合意した自由で開かれたインド太平洋地域という共通のビジョンに引き続きコミットしていく。

カナダと日本は、暴力や脅迫のない自由で公正な選挙など、民主主義の価値に強く揺るぎないコミットメントを共有している。選挙期間中のこの無意味な暴力行為は深く憂慮すべきものだ。われわれは、民主主義をむしばむいかなる暴力、脅迫、威嚇にも常に反対していく。

全てのカナダ人を代表して、安倍元首相のご家族およびご友人、ならびに日本国民に、このとてつもない損失を悼みながら、深い哀悼の意を捧げる。友よ、あなたがいなくなって寂しくなる」

カナダでは、各メディアが今回の事件について相次いで報じた。民間放送局のCTVニュースなどは速報で伝えたほか、主要経済紙「グローブ・アンド・メール」は78日時点で7件の関連記事を掲載した。公共放送のCBCニュースは、2016年から2021年まで駐日カナダ大使を務めたイアン・バーニー氏へインタビューを行い、「日本は地球上で最も平和で非暴力的な社会の1つだ。いかなる種類の殺人もまれで、このような性質の政界要人の暗殺は言うまでもない」というコメントを掲載している(CBCニュース78)

(飯田洋子)

(カナダ、日本)

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