ウズベキスタンのウムルザコフ副首相兼投資貿易相が大統領府長官に

ウズベキスタンの下院（オリー・マジリス）は7月16日、ジャムシド・ホジャエフ農業相を副首相兼投資貿易相とする閣僚人事を承認した。それまで副首相兼投資貿易相を務めていたサルドル・ウムルザコフ氏は同日、大統領府長官に就任した。

ウムルザコフ氏の大統領府長官就任について、ウズベキスタンの政治専門家はジェトロのインタビュー（7月18日）に対し、大統領府はウズベキスタンの政策決定プロセスで強い影響力を持っており、今回の人事は昇格人事と言えると述べている。

同氏は2019年1月に投資貿易相に就任、2020年3月には副首相兼投資貿易相に昇格しており、何回かの訪日経験がある。

新しく副首相兼投資貿易相となったホジャエフ氏は2017年から2019年まで投資貿易省の前身となる対外経済関係投資貿易省で大臣を務め、2019年1月から農業相だった。

（ウラジミル・スタノフォフ）