世界銀行、中央アジア諸国の経済成長見通しを上方修正

(ウズベキスタン、中央アジア)

タシケント発

2022年06月17日

世界銀行は6月7日、世界経済見通しを発表し、2022年のウズベキスタンのGDP成長率見通しを4月に発表した3.6%から4.3%に、カザフスタンを1.8%から2.0%、タジキスタンはマイナス1.8%からマイナス0.4%、キルギスはマイナス5.0%からマイナス2.0%へ引き上げた。

世界銀行が4月10日に発表したレポート「欧州・中央アジア経済アップデート」では、ウズベキスタンのGDP成長率見通しを、移民労働者による国際送金の半減、世界的な原油と食料価格の記録的な高騰、貿易・投資・金融の混乱、移民労働者の帰還などを理由に、2022年1月時点の5.6%から3.6%に引き下げていた。

2022年初から現在までのウズベキスタンの対外経済活動指標は、予想よりも良好な傾向を示している。ウズベキスタン中央銀行の発表によると、2022年1~5月のウズベキスタン向け国際送金額は前年同期比で61%増加した。統計委員会の発表によると、2022年1~4月のウズベキスタンの輸出額は前年同期比2倍となった。ウズベキスタンメディアによると、ロシアからの移民労働者の一斉帰還は発生していない模様だ(「Gazeta.uz」6月4日)。中銀は6月9日、外部経済ショックによる短期的悪影響が徐々に薄れたこと、為替市場の安定、外貨フローの回復、自国通貨建て定期預金残高の増加などを考慮し、政策金利を17%から16%に引き下げている。

(ウラジミル・スタノフォフ)

(ウズベキスタン、中央アジア)

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