時限的に特定食品の輸入規制を簡素化、関税も撤廃

(ウズベキスタン)

タシケント発

2022年06月06日

ウズベキスタン政府は食品の特定品目について、時限的な措置として、輸入規則を簡素化し、関税を撤廃した。食肉、魚、乳製品、茶、動植物性油脂などが対象。ロシアからの調達が滞ることで懸念される物価上昇の対策として導入された。

本措置はシャフカト・ミルジヨエフ大統領が5月31日に署名した大統領令第145号「消費市場での価格安定確保と反独占措置の効果を高める追加措置について」によって導入された。

同大統領令では、a.輸入食品に対するウズベク語表示義務(注1)の停止、b.食品22品目(添付資料表参照)の輸入関税の撤廃、c.ウズベキスタン国有企業による食品輸入調達の制限(注2)の撤廃、d.ウズベキスタンと最恵国待遇協定を結んでいない国で生産された製品に対する2倍の輸入関税適用(注3)の停止が明記されている。いずれも2023年1月1日までの措置。

ディルショド・スルタノフ財務副大臣によると、関税がかからないロシアからの輸入が滞り、関税がかかる第三国からの輸入が増え、物価上昇を引き起こす恐れがあることを受けての措置とされる(「Gazeta.uz」6月1日)。

(注1)品目により、ウズベク語で記載しなければいけない内容と表示方法が規定されている(2014年2月5日付閣僚会議決定第22号)。

(注2)新型コロナウイルス感染拡大で打撃を受けた国内産業を振興する目的で2021年1月29日付閣僚会議決定第41号によって導入された。

(注3)関税法典第300条。

(ウラジミル・スタノフォフ)

(ウズベキスタン)

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