タイのRCEP協定利用の輸出が拡大、2022年1~3月は1億2,400万ドル

(タイ、日本、韓国、中国、オーストラリア)

バンコク発

2022年06月15日

タイ商務省外国貿易局(DFT)は6月1日、タイの2022年1~3月の輸出における地域的な包括的経済連携(RCEP)協定の利用状況を公表した。同期間のRCEP協定を利用した輸出額は1億2,373万ドルだった。3月単月では8,799万ドルとなっており、同月に利用が急増した。

仕向け地別では、韓国(8,135万ドル)、日本(2,731万ドル)、中国(1,486万ドル)、オーストラリア(21万ドル)の順に多かった。4カ国向け以外では利用実績がなかった。

RCEP協定を利用した輸出が多い品目としては、潤滑油(HS2710.19)、マグロ・カツオの加工品・保存品(HS1604.14)、キャッサバ(HS0714.10)、排気量250㏄超500㏄以下の二輪車(HS8711.30)、インフレーターシステムを有する安全エアバッグ・同部品(HS8708.95)、排気量50㏄超250㏄以下の二輪車(HS8711.20)、米油(HS1515.90)、サバの加工品・保存品(HS1604.15)、シャンプー(HS3305.10)、生鮮ロンガン(HS0810.90)などだった。

仕向け地別にRCEPの利用が多い品目は、以下のとおり。

  • 韓国:潤滑油(HS2710.19)、排気量250㏄超500㏄以下の二輪車(HS8711.30)、インフレーターシステムを有する安全エアバッグ(HS8708.95)、排気量50㏄超250㏄以下の二輪車(HS8711.20)、米油(HS1515.90)、シャンプー(HS3305.10)、加硫ゴム製の糸・ひも(HS4007.00)、男性用の綿製シャツ(HS6105.20)、男性用の人造繊維製シャツ(HS6105.20)、排気量500㏄超800㏄以下の自動二輪(HS8711.40)、男性用の人造繊維製下着等(HS6107.12)
  • 日本:マグロおよびカツオの加工品・保存品(HS1604.14)、サバの加工品・保存品(HS1604.15)、人造繊維製のジャージー等(HS6110.30)、さけの加工品・保存品(HS1604.11)、男性用の綿製シャツ(HS6205.20)、その他の魚の加工品・保存品(HS1604.19)、プロピレンの共重合体(HS3902.30)、冷凍でないその他の野菜加工品(HS2005.99)、冷凍したその他の野菜加工品(HS2004.90)、男性用の人造繊維製シャツ(HS6205.30)
  • 中国:キャッサバ(HS0714.10)、生鮮ロンガン(HS0810.90)、ドリアン(HS0810.60)、ココナッツ(HS0801.12)、ポリエステル製合成短繊維(HS5503.20)、ポメロ(HS0805.40)、デキストリン・澱粉(HS3505.10)、合成繊維のその他単繊維(HS5404.19)、カーボンブラック/シリカ配合ゴム(HS4005.10)、ポリエステル製合成繊維糸(HS5402.47)
  • オーストラリア:その他繊維製品(HS6307.90)、綿製ブラジャー(HS6212.10)、女性用の人造繊維製下着等(HS6108.22)

(北見創、シリンポーン・パックピンペット)

(タイ、日本、韓国、中国、オーストラリア)

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