サンパウロ市、屋内スペースや学校でのマスク着用を推奨

(ブラジル)

サンパウロ発

2022年06月10日

サンパウロ市政府は6月1日、屋内スペースや学校でのマスク着用を推奨すると発表した(注1)。

サンパウロ市政府は推奨の理由として、同市の新型コロナ抗体検査の陽性率が、4月24日から30日の平均値は4%だったが、5月30日には18%に上昇したことを考慮した、と説明した。サンパウロ市政府が公開している新型コロナ統計によれば、1週間当たりの新規感染者数(累計)は、4月24日から30日の週(3,047件)と比較して、5月22日から28日の週には1万727件に増加した。

サンパウロ市政府のルイス・カルロス・ザマルコ保健局長は、「市民はマスク着用のほか、新型コロナワクチンの接種サイクルを全うすることが重要である。市民が新型コロナワクチン接種を受けられる保健所(UBS)は連日開いている」と説明した。

サンパウロ市でブースター接種が完了した割合は、6月4日時点で市人口比78.18%。これはブラジル全土のブースター接種完了割合(人口比45.98%)を大きく上回る(注2)。ただ、サンパウロ市政府は、新型コロナ対策の一環として引き続きワクチン接種の重要性を呼びかけている。 

(注1)着用義務ではない。市政府はあくまでも着用を推奨している。

(注2)ここで言うブースター接種は、3回目および所定の接種回数が1回と定められているベルギー・ヤンセンファーマ製の場合2回目として行う接種が含まれる。

(古木勇生)

(ブラジル)

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