米サンフランシスコ国際空港の利用客数、新型コロナ前の水準へ

(米国)

サンフランシスコ発

2022年06月20日

米国サンフランシスコ国際空港(SFO)は6月14日、新型コロナウイルス感染症対策の規制緩和が続く中、本格的な夏季休暇シーズンに向けて利用客が増加することを受け、国内線搭乗者に出発の最低2時間前、国際線搭乗者には最低3時間前にSFOへ到着しておくよう呼びかけた。現時点でSFOを利用する旅客数は、新型コロナ感染拡大前の水準の75%にまで回復している。SFOは、5月末の連休(メモリアルデー)から9月初旬の連休(レーバーデイ)までに約1,200万人の利用を予想している。

新型コロナウイルスの影響により、SFOでは2021年度(2020年7月~2021年6月)に航空機の客席数が55.1%削減されたが、実際の利用客数は国内線で前年度比59.5%減の609万1,685人、国際線で83.9%減の83万2,893人だった。

(田中三保子)

(米国)

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