英国、日本産食品の放射性物質規制を撤廃

(英国)

ロンドン発

2022年06月30日

英国のスコットランド外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますで6月25日に、またイングランド外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますおよびウェールズ外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますでは6月29日に、日本産食品に対する放射性物質規制が撤廃された。特定の産地の特定の品目を英国に輸入する際に求められていた放射性物質検査のみならず、特定の産地以外の特定の品目に求められていた産地証明が撤廃された(6月29日付農林水産省のプレスリリース添付資料参照外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)。なお、北アイルランドにおいては、英国のEU離脱後の北アイルランドにおける各種規制を取り決めた北アイルランド議定書に基づき、EU規則に基づく日本産食品への放射性物質規制が継続している。

6月28日に行われた日英首脳会談において、岸田文雄首相とボリス・ジョンソン首相はともに今回の輸入規制の撤廃を歓迎した(英国政府の同日付発表外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)。また、英国食品基準庁が同輸入規制の見直しについて2021年12月から2022年2月に募集したパブリックコメント外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますにおいて、現地の日系食品輸入・卸事業者から、英国政府による影響評価に基づいていること、より多くの英国内消費者がより幅広い日本食を手にすることができることなどから、規制撤廃を支持する声が寄せられていた。

英国における日本産食品に対する放射性物質規制については、2011年3月の東京電力福島第1原子力発電所の事故後に導入され、規制対象の産地と品目が段階的に緩和されてきた。

(飯田俊平)

(英国)

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