四川省、入国者の防疫体制を変更、集中隔離を10日に短縮

(中国)

成都発

2022年06月21日

中国・四川省政府は6月14日から、海外からの入国者に義務付けている隔離措置を緩和した。海外から四川省に直接入国した者に対し、集中隔離期間を従来の14日間から10日間に短縮する。新型コロナウイルスの感染拡大後、四川省における隔離措置の見直しは、今回が初めてとなる。

10日間の集中隔離期間中は、1日目、2日目、3日目、7日目、10日目にPCR検査を行う。この集中隔離が終了した後、7日間の自宅隔離を実施する。7日間の自宅隔離期間中は、2日目と7日目にPCR検査を行う。

海外から四川省以外の都市に入った場合、入国した都市で14日間の集中隔離を終えていれば、自宅隔離期間を従来の7日間から3日間に短縮する。一方、四川省に住居のない者は、政府が指定するホテルで3日間の隔離措置が必要とされている。

2022年6月20日現在、成都市と日本との間では旅客直行便が運航されておらず、当地と日本との往来に当たっては、他都市を経由する必要がある。

(王植一)

(中国)

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