関税庁、雇用の維持・創出企業に対する関税調査を猶予

(韓国)

ソウル発

2022年05月17日

韓国関税庁は5月12日、雇用の維持・創出に貢献した企業や、輸出入を行う中小企業に対し、申請によって関税調査を1年間猶予すると発表した。申請書や雇用創出率の算定方法などは関税庁ウェブサイト外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますを参照。

1.対象

(1)雇用創出企業

輸入額が1億ドル以下の企業のうち、次の企業。

  • 2021年の輸入金額が1,000万ドル未満の企業の場合、雇用創出率が前年比1%以上
  • 同1,000万~5,000万ドル未満の企業の場合、前年比2%以上
  • 同5,000万~1億ドルの企業の場合、前年比3%以上の企業

(2)雇用を維持した中小輸出入企業

輸入額が1億ドル以下の企業のうち、雇用を維持または拡大する計画がある中小企業。

2.申請方法

関税庁ウェブサイトからの「雇用の維持および創出計画書」のオンライン申請、または郵送、訪問による申請が可能。申請期間は5月12~31日。

3.選定方法

関税法違反や関税滞納、前年度の納付猶予、賃金未払いなどの適用除外要件を確認後に選定。

なお、2021年の輸入実績が1億ドル以下の企業のうち、政府など各機関からの指定がある次の企業は、関税庁の確認後、申請手続きなしに1年間の関税調査猶予が適用される。関税調査が猶予される企業:雇用優秀企業(注)、障害者標準事業場、除隊後の軍人を雇用した優秀企業、関税庁指定の模範納税者、低炭素中小輸出入企業、製造業の基盤技術専門企業、革新的中小企業、韓国貿易協会による輸出トップ賞を獲得した中小企業、2021年に設立した中小企業、開城工業団地の入居企業、産業危機対応特別地域の素材企業、特別災難地域の素材企業。

(注)雇用労働部が雇用創出の規模や雇用の質などを審査して選定。2018年から毎年100社を選定。

(当間正明)

(韓国)

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