入国時ワクチンパスを提示すれば事前PCR陰性証明書の用意は不要に

(モロッコ)

ラバト発

2022年05月19日

モロッコ政府は、外国からの入国時に、これまでワクチンパス(注)、搭乗予定時刻の48時間以内に実施したPCR陰性証明書、および旅行者衛生フォーム(Fiche Sanitaire du Passager)の提示を求めていたが(2022年5月2日記事参照)、5月18日、規則を緩和すると発表した。同日より、旅行者衛生フォームのほかには、ワクチンパスまたは出発前72時間以内に取得したPCR陰性証明書のどちらか一方の提示が求められることになる。昨今の同国内での感染者数の減少を受けての対応で、観光業など各種団体から簡素化を促す声が上がっていた。

政府によると、有効なワクチンパスは基本的に、新型コロナワクチンの3回接種が確認できるものとなる。ただし、2回接種済みの場合で、接種後4カ月を過ぎていないものや、ジョンソン・エンド・ジョンソンのように1回の接種で2回接種と同等の効果が認められるワクチンを接種した場合も、接種後4カ月を経過していないものは有効とされる。

当局はこれまで外国人旅行者など非居住者には居住国で有効なワクチンパスの提示を求めていた。今後、PCR陰性証明書の提示により入国した外国人旅行者は、出国時にモロッコ国内で陰性証明書を取得しないと出国できないのかなど、不明な点があるが当局から今のところ追加の発表はない。モロッコ渡航に際しては、引き続き最新の情報を旅行会社などで確認することをお勧めする。

(注)「ワクチンパス」は、各国で発行される電子版または紙のワクチン接種証明書を指す。

(本田雅英)

(モロッコ)

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