第1四半期の製造業国内供給動向、輸入品の割合が上昇

(韓国)

ソウル発

2022年05月13日

韓国の統計庁は5月10日、2022年第1四半期(1~3月)の「製造業国内供給動向」(注)を発表した。製造業製品の国内供給は、国産が前年同期比で1.4%減少したものの、輸入が9.2%増加し、全体では1.7%増加した(添付資料表1参照)。

財別では、最終財が前年同期比で0.6%減少、中間財が3.1%増加した。最終財のうち、消費財は医薬品などが増加し、消費財全体で2.9%の増加、資本財では半導体ウエハー加工装置、コンテナ船などが減少し、資本財全体で5.8%減少した。中間財はシステム半導体、DRAMなどが増加し、全体で3.1%の増加となった。

(注)製造業製品の国内供給と輸入の動向に関する基礎調査。

(当間正明)

(韓国)

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