南西アジア主要国の新型コロナ感染者数、ピークから99%減

(インド、バングラデシュ、パキスタン、スリランカ)

アジア大洋州課

2022年05月10日

南西アジア主要国(インド、バングラデシュ、パキスタン、スリランカ)の新型コロナウイルスの新規感染者数は、5月9日時点では、ピーク時から99%減少している(添付資料図参照)。例えば、インドの新規感染者数は、1年前の2021年5月7日の41万4,188人が最多だったところ、2022年5月9日には3,207人へと99.2%減少した。こうした感染者数の減少に合わせて、各国は入国時の隔離義務の撤廃を進めるとともに、事業活動や社会行動に特段の制限を課さなくなってきている。

陽性でも制限措置は緩やか

感染者数の減少や各種制限措置の緩和を受けて、日本からも出張・観光などを行いやすくなってきた。万一、現地において新型コロナを疑う症状が確認できた場合も特に規制はなく、PCR検査後に陽性の場合は、原則的にはホテルやサービスアパートメントなどでの隔離となるも、厳格に外出制限が課されるわけではない。なお、スリランカについては、陽性の場合、出張者や旅行者は政府指定の施設で隔離措置を受けることになる。

(新田浩之)

(インド、バングラデシュ、パキスタン、スリランカ)

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