ウズベキスタンで3年ぶり電力展示会開催、トルコ勢が積極的に出展

(ウズベキスタン)

タシケント発

2022年05月31日

ウズベキスタンの首都タシケントのエキスポセンターで2022年5月18~20日、エネルギー・省エネ・原子力・代替エネルギー分野の国際展示会「第15回パワーウズベキスタン2022」が開催された。新型コロナウイルスの影響により、2019年以来3年ぶりの開催となった。

ウズベキスタン、トルコ、ロシア、チェコ、オーストリア、カザフスタン、ベラルーシなどから57社が参加した。今回はトルコからの参加企業が多く、トルコのナショナルパビリオンではエンジニアリングから設備機器やスペアパーツの販売まで25社が出展した。展示会の主催者は「トルコの電力企業は現在、ウズベキスタンの発電市場に積極的に投資・参画しており、ウズベキスタンの電力セクターの実情が反映されている」とコメントしている。

通常、本展示会に並行して開催される「ウズベキスタン・エネルギーフォーラム」は、2022年については6月23~24日に日程をずらして行われる。フォーラム主催者によると、サウジアラビアのアクアパワー、ドバイのマスダールなど、ウズベキスタンで大規模発電事業を展開する企業のスピーカーの登壇が予定されている。

写真 会場風景。奥に地場電機メーカーのウズエレクトロアパラトのブース(ジェトロ撮影)

会場風景。奥に地場電機メーカーのウズエレクトロアパラトのブース(ジェトロ撮影)

写真 トルコ企業カリクエネルジのブース。ウズベキスタンでも日本企業と一緒に複数の発電所を建設している(ジェトロ撮影)

トルコ企業カリクエネルジのブース。ウズベキスタンでも日本企業と一緒に複数の発電所を建設している(ジェトロ撮影)

(ディルフーザ・アリフホジャエワ)

(ウズベキスタン)

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