新型コロナ対策のガイドライン改定、ワクチン接種証明書の提示で入国可能に

(ザンビア)

ヨハネスブルク発

2022年04月04日

ザンビアの保健省と国家公衆衛生研究所は3月23日付で新型コロナウイルス対策の入国に関するガイドラインを改定し、同28日から入国時の陰性証明書の提示を不要とした。新たなガイドラインによると、ワクチン接種を終えた国外からの入国者は、陰性証明書に代わってワクチン接種証明書を提示すれば、入国が可能だ。ファイザー製など2回接種が求められているワクチンでは、2回接種を終えている必要がある。

ワクチン接種の未完了や未接種の渡航者についてはこれまでどおり、出国前72時間以内に検体採取されたPCR検査の陰性証明書の提示を求める。有効な陰性証明書を提出できなければ、入国時に有料で再検査を受けることになり、陽性が判明した場合はザンビアのプロトコルに従い、自費での自主隔離が必要となる。

なお、新ガイドラインではワクチン接種の有無にかかわらず、ザンビアに到着した渡航者は検温を受け、健康状態を記載する申告書を提出することを追加で求めている。国内で施行している感染予防ガイドラインは現在も有効なため、入国後はマスクの着用や手洗いの励行、ソーシャルディスタンスの実施が求められる。

同国では2021年末にオミクロン株流行による感染第4波が襲ったが、2021年12月31日に5,555人の新規感染者が確認されたのをピークに、感染者数の減少傾向が続いている。3月30日時点で新規感染者数は99人、検査陽性率は4%で、死者は出ていない。同国保健省は2021年末までにワクチン接種率30%を目指してキャンペーンを行ってきたが、最後に政府がデータを公表した2月27日時点で2回の接種完了者は9.8%、一部接種を受けた人を含めても13.1%にとどまっており、引き続き国民にワクチン接種を呼び掛けている。

(堀内千浪、高瀬かおり)

(ザンビア)

ビジネス短信 df7bf20081042029