マレーシアへの出張、事前に早めのアプリ準備を

(マレーシア)

クアラルンプール発

2022年04月27日

マレーシアでは、4月に入国規制が大幅に緩和された(2022年3月29日記事参照)。4月25日時点の情報に基づくと、新型コロナウイルスワクチン接種完了者(注1)が日本からマレーシアへ出張を行う場合の規制や手続きは以下のとおり。政府の公式情報としては、マイセーフトラベル外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますが参考になる。

1.入国前に準備すべき書類・手続きなど

航空機搭乗前に必要な手続きとして、(1)政府の新型コロナウイルス感染対策アプリ「MySejahtera(マイセジャテラ)」のダウンロードと、渡航情報の事前登録(マレーシア政府観光局外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)、(2)出国前2日以内のPCR検査に基づく英語の陰性証明書の取得、(3)新型コロナウイルス関連費用の最低保障額が2万ドルの海外旅行保険への加入、(4)ワクチン接種証明書の取得が挙げられる。(4)は入国の必須要件ではないが、マレーシア国内でワクチン接種ステータスを証明するに当たり、対応が強く推奨される。日本政府発行のデジタル証明をマイセジャテラへ移管するのに時間がかかる場合もあるため、早めに準備することを心掛けたい。

2.入国手続きの手順

ワクチン接種が完了していれば隔離は不要。当地への複数の出張者によると、マイセジャテラで発行されるトラベラーズカードの確認はあるものの、入国審査は比較的スムーズで、大きなトラブルは報告されていない。

後述する迅速抗原検査は空港内でも受けられるが、市内の医療機関よりも割高な上に(注2)、陽性反応が出た場合の移送先を自身で指定できないため、マレーシアに自宅を持たない出張者は空港外で受けることが推奨される。

3.入国後の必要手続き・行動制限

到着後24時間以内に専門家による迅速抗原検査を受ける必要がある。空港で確認されるわけでないため、これを受けずに出張を続けるケースが散見されるが、必ず医療機関など(注3)で検査を行うこと。陽性反応が出ると、無症状・軽症の場合は自宅(宿泊施設)での隔離、中等症以上の場合は医療施設で治療を要する。自身の状態に応じた対処法は、政府特設ポータル「コビット・プロトコル外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます」で確認可能だ。

その他、国内での行動制限は特にないものの、公共交通機関の利用や店内飲食などに際しては、マイセジャテラによる入場登録が必要だ。マレーシアで4月以降に適用されている標準作業手順書(SOP)PDFファイル(外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)によると、自室などを除きマスクの着用が義務化されている。

(注1)マレーシアでのワクチンの種類ごとの接種ステータスの考え方は、マイセーフトラベル外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますで確認できる。

(注2)クアラルンプール国際航空内検査所外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますの場合、外国人は160リンギ(約4,672円、1リンギ=約29.2円)。

(注3)検査を実施している医療機関は保健省ウェブサイト外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますで検索可能、マレーシア医師会が運営するサイト外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますを通じた事前予約も可能。

(吾郷伊都子)

(マレーシア)

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