新型コロナ規制緩和で、外国人の入国を簡素化

(サウジアラビア)

リヤド発

2022年04月27日

ジェトロは4月26日時点の情報に基づき、サウジアラビアの「入国前に準備すべき書類・手続き」「入国手続きの手順」「入国後の必要手続き・行動制限」などの内容を整理した。以下にその概要を紹介する。

1.入国前に準備すべき書類・手続きなど

サウジアラビアへ渡航する外国人は、(1)出発前72時間以内(72時間より前の登録は不可)のArrival Platform(Muqeem)外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますへ新型コロナウイルスワクチン接種状況の登録(登録完了後に表示されるQRコードを保存またはプリントアウトすることが望ましい)、(2)新型コロナ感染症の治療費をカバーする医療保険への加入が義務付けられている。PCR検査陰性証明書の提出は不要。

サウジアラビア国内の公的・民間施設などへの立ち入りや公共交通機関の利用、各種イベントへの参加に際しては、「タワッカルナ・アプリ(Tawakkalna)」上で、ワクチン接種を完了した免疫保持者であることを提示する必要がある。免疫保持者(アプリ上で緑色の「Immune」が表示される)でないと、国内での行動は実質的に不可能となるため、渡航に当たっては、指定されたワクチン(注)接種を3回完了の上(2回目ワクチン接種から8カ月以内のブースター接種が必要)、英文のワクチン接種証明書を取得することが望ましい(渡航前の搭乗窓口で提示を求められる可能性あり)。

2.入国手続きの手順

入国時のPCR検査は実施していない。渡航前にワクチン接種状況の登録が正しく行われていれば、入国審査に際して必要書類の提示は求められないことが多い。所要時間は15~30分ほど。

3.入国後の必要手続き・行動制限

入国後、指定施設や自宅での隔離は不要。サウジアラビアでは、全ての場所(屋外内)や、各種活動・イベントでのソーシャルディスタンスの確保は廃止している。屋外でのマスク着用義務も廃止となったが、屋内でのマスク着用義務は継続中だ。

「タワッカルナ・アプリ」を起動させるに当たり、パスポート番号に加えて、SMSによるワンタイムパスコードを受領する必要があるため、サウジアラビア国内の携帯電話番号が必要となる(日本の携帯電話番号は使用不可。空港でのSIMカード取得を推奨)。

(注)ファイザー、モデルナ、オックスフォード・アストラゼネカ、ジョンソン・エンド・ジョンソン、シノファーム、シノバック、コバクシン、スプートニクV、コボバックスの計9種類。

(位田陸)

(サウジアラビア)

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