新型コロナ規制の緩和計画を更新、屋外でのマスク着用義務を条件付きで撤廃

(チリ)

サンティアゴ発

2022年04月14日

チリ保健省は4月5日、地域ごとの新型コロナウイルス感染状況に応じた規制緩和計画の更新を発表した。適用開始は4月14日午前5時から。新たな規制緩和計画では、感染警戒レベルの色ごとに3つの段階に分け、これまでに比べて内容を簡素化している。主な内容は次のとおり。

〇緑:健康への影響が低い段階(Fase Bajo Impacto Sanitario)

  • 屋外で1メートル以上の社会的距離を確保できる場合のみ、マスクの着用義務を撤廃
  • レストラン、カフェ、映画館など(スーパーやショッピングモールは除く)での特別移動許可証(Pase de Movilidad)の掲示義務(不所持の場合、24時間以内に行われたPCR検査または抗原検査の陰性証明書の掲示でも可)
  • 人と人との距離:制限なし
  • 大規模イベント:会場の特性に応じて保健当局が定めた定員数

〇黄:健康への影響が中程度の段階(Fase Medio Impacto Sanitario)

  • 屋外で1メートル以上の社会的距離を確保できる場合のみ、マスクの着用義務を撤廃
  • レストラン、カフェ、映画館など(スーパーやショッピングモールは除く)での特別移動許可証(Pase de Movilidad)の掲示義務(不所持の場合、24時間以内に行われたPCR検査または抗原検査の陰性証明書の掲示でも可)
  • 人と人との距離:1メートル以上の間隔(1人当たり4平方メートル)を保つ
  • 大規模イベント:1万人まで

〇赤:健康への影響が高い段階(Fase Alto Impacto Sanitario)

  • 全ての場所でのマスク着用義務
  • レストラン、カフェ、映画館など(スーパーやショッピングモールは除く)での特別移動許可証(Pase de Movilidad)の掲示義務(不所持の場合、24時間以内に行われたPCR検査または抗原検査の陰性証明書の掲示でも可)
  • 人と人との距離:1.5メートル以上の間隔(1人当たり9平方メートル)を保つ
  • 大規模イベント:200人まで

上述の3段階とは別に、感染力や致死率が極めて高い変異株の感染拡大などが起こった場合などを想定した「制限シナリオ(Escenario Restricción)」、最も規制を緩和する「開放シナリオ(Escenario Apertura)」も設定しており、状況が変わった場合に柔軟に対応できるようになっている。加えて、保健省は各段階の移行について、感染者数やワクチン接種率、病床占有率などを指標とし、これまでと同様、地域ごとに行うことも併せて発表している。

(岡戸美澪)

(チリ)

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