中銀が4会合連続で利上げ、政策金利は1.50%に

(ニュージーランド)

シドニー発

2022年04月14日

ニュージーランド準備銀行(RBNZ、中央銀行)は4月13日、政策金融委員会を開催し、政策金利を0.50ポイント引き上げ、1.50%とすることを決定した。4会合連続の引き上げで、政策金利は2019年6月以来の水準となった。

RBNZは理由について「物価を安定化し、持続可能な最大限の雇用を支援するため、引き続き金融政策を引き締めることが適切だと判断した」と説明した。また「高まるインフレ期待を回避し、将来の生産や為替レート、金利の不必要な変動を最小限に抑えるため、このタイミングで政策金利を大幅に引き上げることに合意した」という。さらに「大幅な利上げは、世界経済の不確実性が高まる中、今後の政策の柔軟性を高めることになる」と説明した。

今後の経済見通しについては「新型コロナウイルスのオミクロン型変異株の感染拡大によって経済的混乱が生じているものの、家計や企業のバランスシートの強さや、政府の財政支援、好調な輸出に支えられて、ニュージーランド経済は底堅さを維持している」と強調した。ただし「労働力不足は深刻化しており、生活費の上昇は家計支出に圧力をかけている」として、消費者物価指数(CPI)は2022年上半期に7%に達するとの見通しを示した。

(住裕美)

(ニュージーランド)

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