一部物品の輸入関税と付加価値税を免除

(ウクライナ)

欧州ロシアCIS課

2022年04月19日

ウクライナで4月5日、戒厳令下の特別措置として税関手続きを大幅に簡素化し、輸入に際しての諸税を免除する法令が発効した(2022年3月24日付第2142-Ⅵ号)。ロシアによる軍事侵攻を受け、必要な物品を迅速に輸入できるようにすることが目的。

同措置により、車両を含む一部品目の輸入時に適用される関税が免税となる。金融など一部業種を除く年間売上高100億フリブニャ(約430億円、1フリブニャ=約4.3円)未満の企業は付加価値税(VAT)の支払いも免除となる。物品税については、車両に対して免除される。他方、同措置はアルコールやたばこ、ロシアまたは侵略国と見なされる国からの輸入品、ウクライナ国内の占領された地域から輸出された物品には適用されない。また、通関は事前申告した場合、1時間以内に貨物がリリースされるとしている。今回の措置を利用するためには、輸入者は税関に申請書を提出する必要がある。

ウクライナでは、ロシアの軍事侵攻が始まった2月24日から戒厳令を敷いている。

(宮下恵輔)

(ウクライナ)

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