米カリフォルニア州知事、3つの州年金基金にロシアへの金融制裁措置を要請

(米国、ロシア、ウクライナ)

サンフランシスコ発

2022年03月04日

米国カリフォルニア州のギャビン・ニューサム知事(民主党)は2月28日、カルパース(州職員退職年金基金)、カルスターズ(州教職員退職年金基金)およびカリフォルニア大学退職年金基金に対して、大規模なグローバル投資ポートフォリオを活用して、ロシア政府への制裁を求める書簡PDFファイル(外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)を送った。当該3基金の資産額は9,700億ドル(ロシアの2021年GDPの60%に相当)で、そのうち15億ドル以上がロシアの金融市場に関連する商品で保有されている。

ニューサム知事は3基金に対して、ロシアへの資金の流れを止め、ロシア関連の債務の購入を禁止し、これらの措置が現在と将来の退職者の利益保護をもたらすかリスク評価するよう要請した。また同知事は、世界中でロシアに対する金融制裁が実施される中、州の投資を保護するための追加措置を提言するよう求めた。ニューサム知事は書簡の中で、「ロシアによるウクライナへの恥知らずで不法な軍事攻撃により、ウクライナ国民はわれわれの支援と、ロシア政府に即時的かつ厳格なコストを払わせる措置を必要としている」と述べた。

カルパースは3月3日、メディアに対して、ロシアの上場株式の取引を全て停止し、同国への新規投資の流れを止めたと語っている(ロイター3月3日)。

(石橋裕貴)

(米国、ロシア、ウクライナ)

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