雇用労働部、新規化学物質102種を公表、47種は有害性・危険性を確認

(韓国)

ソウル発

2022年03月31日

韓国雇用労働部は3月28日、産業安全保健法第108条に基づき、2021年11月から2022年1月までに製造または輸入された102種の新規化学物質の名称と、有害性・危険性、労働者の健康被害への措置などを公表した(注)。

今回公表した102種のうち、コバルトマンガンニッケル酸化物、プロピル-1、3-シクロペンタジエンなど、47種の物質から急性毒性、皮膚腐食性などの有害性・危険性が確認された。

同法に基づいて有害性・危険性が確認された化学物質を製造・輸入する事業主は、当該化学物質を譲渡または提供する際、化学物質等安全データシート(MSDS)に該当する新規化学物質の有害性・危険性に関する情報などを記載して提供しなければならない。また、該当する新規化学物質を取り扱う事業主は、MSDSを事業場に掲示・備置し、従業員への教育および健康確保措置などを講じなければならない。

(注)102種の新規有害性物質の詳細は雇用労働部ウェブサイト外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますから参照可能。

(当間正明)

(韓国)

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