新型コロナ感染拡大防止策を大幅に緩和

(サウジアラビア)

リヤド発

2022年03月07日

3月5日付サウジアラビア国営通信(SPA外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)によると、サウジアラビア政府は新型コロナウイルスのワクチン接種の推進に伴う感染拡大の抑え込みの効果も受けて、感染防止策の一部を緩和した。緩和策の内容は以下のとおり。

  1. 2大聖モスク(メッカの聖モスク、メディナの預言者モスク)や国内のモスクでのソーシャルディスタンス確保の廃止(モスク内でのマスク着用義務は継続)。
  2. 全ての場所(屋外・内)、活動、イベントでのソーシャルディスタンス確保の廃止。
  3. 屋外でのマスク着用義務の廃止。ただし、屋内でのマスク着用義務は継続。
  4. 入国者に対するPCR検査、抗原検査結果の提出義務を廃止。
  5. 訪問ビザでサウジアラビアに入国する場合、滞在期間中の新型コロナウイルス感染にかかる治療費をカバーする医療保険への加入を義務化。
  6. サウジアラビア到着時の施設隔離措置と自宅隔離措置の廃止。
  7. 以下17カ国からの入国禁止措置と、これらの国への渡航禁止措置の廃止(南アフリカ共和国、ナミビア、ボツワナ、ジンバブエ、レソト、エスワティニ、モザンビーク、マラウイ、モーリシャス、ザンビア、マダガスカル、アンゴラ、セーシェル、コモロ、ナイジェリア、エチオピア、アフガニスタン)。

当地では、実質的に義務化していたワクチンのブースター接種推進などの効果もあり、2月下旬から国内の新規感染者数の減少が続いており、これを受けての規制緩和となった。

2月9日以降の入国要件が従来の72時間前のPCR検査受検から48時間前に変更されたことから、トランジットが必ず必要となる日本からの渡航では、PCR受検の観点からのハードルが上がったばかりだった。しかし、今回の規制緩和により、人の流れの回復に弾みがつきそうだ。

入国に際しては、引き続き「Muqeem」プラットフォームにワクチン接種状況を入力する必要がある。また、免疫獲得の有無を示す保健省のアプリケーション「Tawakkalna」をダウンロードし、アプリ上に「免疫獲得済」の表示がないと、各種施設への立ち入りができない。

(柴田美穂)

(サウジアラビア)

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