モンゴル入国後の隔離・自宅待機、渡航前・入国時の検査が不要に

(モンゴル)

北京発

2022年03月23日

モンゴル政府は、3月14日午前0時以降にモンゴルへの入国・帰国する者に対し、新型コロナウイルスのPCR検査または迅速抗原検査の陰性証明書の提示、入国後の隔離および自宅待機を不要とした。入国・帰国者は入国・帰国前に、健康状態に関する質問票に正確に記入することが求められる。在モンゴル日本大使館ウェブサイトに関連情報外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますが掲載されている。

これまでモンゴル政府は、渡航者に対し、(1)入国前72時間以内に受けたPCR検査陰性証明書の提示、(2)入国時の検査、(3)入国後3日間の自宅などでの待機を求めていた。

モンゴルにおける新型コロナウイルスの累計感染者数は3月16日時点で46万8,323人、死者数は2,105人となっている。オミクロン株の感染拡大により、2022年1月には1日当たりの新規陽性者数が3,000人を超える日もあったが、2月からは減少傾向にあり、3月中旬以降は1日100人を下回る日も目立っている。

(藤井一範)

(モンゴル)

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