タイ保健省、プラ容器の品質規格の告示案などに対する意見を公募

(タイ)

バンコク発

2022年03月01日

タイ保健省食品医薬品局(FDA)は現在、食品関連の告示案について意見公募を行っている。告示案の概要は以下のとおり。

(1)プラスチック容器包装の品質規格など

  • 保健省告示第295号「プラスチック容器包装の品質規格、プラスチック容器包装の使用、食品容器包装としての使用を禁じる物質外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます」(英訳PDFファイル(外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます))を廃止のうえ、新たに定める告示案について、3月4日まで意見公募中(FDA外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)。経緯(資料1)および告示案の日本語仮訳(資料2)については添付資料参照。
  • 新たな告示案においては、輸入食品を含め、食品に使用するプラスチック容器包装の品質および規格を改めており、その詳細をプラスチックの種類別に付属一覧表に規定している。付属一覧表に規定された種類以外のプラスチックの使用には、安全性評価報告書が必要とされている。
  • また、現行の告示第295号では禁じられている再生プラスチックの使用が認められており、その品質や規格が定められている。タイ産食品に、輸入再生プラスチック容器包装を使用する場合や、輸入食品に再生プラスチック容器包装を使用する場合は、安全性評価報告書が必要とされている。しかし、付属一覧表の規格に合致し、かつプラスチックの再生方法が一定の条件に当てはまる場合には、安全性評価報告書が免除される。本告示案に先立ち、2021年9月には、食品収納容器・包装、その他食品接触が想定されるプラスチックについて、再生ペレットから製造される場合のリサイクル工程や、安全性評価などを規定した告示案について、意見公募が行われていた(2021年9月8日記事参照)。
  • ジェトロがFDAに確認したところ、食品に使用するプラスチック容器包装が本告示案に適合しているかについては、食品事業者(輸入食品の場合は輸入業者)が責任を負うこととなり、食品登録申請時に、使用しているプラスチック容器包装に関する情報の記入を求めるとのこと。
  • なお、本告示案の効力発生日から3年間は、現行の告示295号と同等の品質・規格のプラスチック容器包装の使用も認めるとする猶予期間が設けられている。

(2)チョコレート、チョコレート製品、ココア豆製品

  • 保健省告示第83号(1984年)「チョコレート外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます」(英訳PDFファイル(外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます))、同第327号(2011年)「チョコレート(第2版)外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます」(英訳PDFファイル(外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます))を廃止し、成分重量比率を変更して品質・規格を規定することなどを内容とした告示案PDFファイル(外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)
  • ココア豆製品を新たに品質・規格が政府により管理される食品とし、品質や規格を規定する告示案PDFファイル(外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)

上記2案について、2022年4月5日まで意見公募中(FDA外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)。これらの告示案については、2020年9月、2021年9月にも意見公募が行われていた(2021年9月8日記事参照)。

(谷口裕基、ウォンパタラクン・ヤーダー)

(タイ)

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