米ホノルル、レストランなどでの新型コロナワクチン接種証明提示義務を解除

(米国)

ロサンゼルス発

2022年03月02日

米国ハワイ州ホノルル市は2月28日、2020年3月4月から継続してきた新型コロナウイルスに関する緊急命令を3月5日で終了すると発表外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますした。

これにより、2021年8月から実施してきた「セーフ・アクセス・オアフ・プログラム(Safe Access O'ahu program)」(2021年9月1日記事参照)が終了し、レストランやフィットネスセンターなどの事業者が顧客や従業員のワクチン接種完了証明や陰性証明を確認する規則が撤廃される。

ホノルル市のリック・ブランジャルディ市長は「緊急命令とセーフ・アクセス・オアフ・プログラムの終了は、新型コロナウイルスに関連する安全な行動の終了ではなく、経済的な回復と必要な地域活動の再開に注力することを意味する」と説明した。

ホノルル市の緊急命令は終了するが、ハワイ州による緊急事態宣言は少なくとも3月25日までは継続される見込み。そのため、ハワイ州では、屋内施設でのマスク着用義務などは維持される。

(永田光)

(米国)

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