ウクライナのアフリカ向け輸出はエジプト中心

(ウクライナ、アフリカ、エジプト、エチオピア、モロッコ、ガーナ)

アディスアベバ発

2022年03月03日

ウクライナ税関によると、同国のアフリカ向け輸出(2020年)は40億ドル規模で、相対的に北アフリカ諸国の金額が大きい。主な品目は、穀物(57.0%)と鉄鋼(20.3%)で、ヒマワリ油を中心とした油脂(6.3%)を含めると8割を超える。穀物は、小麦・メスリン(55.2%)とトウモロコシ(37.4%)が中心だ。エジプトは、小麦の調達先多角化に向けて早い初動を見せている(2022年2月22日記事参照)が、小麦・メスリンでは、ウクライナの輸出仕向け先として、全世界でエジプトは1位、トウモロコシでも世界3位だ。今回に見た品目では、いずれもアフリカの中でエジプトが仕向け先の首位だった。

ウクライナのアフリカ向け主要輸出品目の仕向け先上位5カ国は以下のとおり。

○小麦・メスリン

エジプト(6億1,000万ドル、307万トン)、モロッコ(2億ドル、95万トン)、チュニジア(1億9,000万ドル、98万トン)、リビア(1億1,000万ドル、54万トン)、エチオピア(4,000万ドル、17万トン)。

○トウモロコシ

エジプト(5億1,000万ドル、292万トン)、アルジェリア(1億3,000万ドル、77万トン)、チュニジア(9,000万ドル、50万トン)、リビア(9,000万ドル、49万トン)、モロッコ(4,000万ドル、26万トン)。

○鉄鋼

エジプト(2億ドル、52万トン)、アルジェリア(9,000万ドル、24万トン)、エチオピア(9,000万ドル、21万トン)、セネガル(6,000万ドル、14万トン)、ガーナ(.6,000万ドル、13万トン)。

○ヒマワリ油

エジプト(1億ドル、13万5,000トン)、スーダン(4,000万ドル、5万3,000トン)、リビア(2,000万ドル、1万8,000トン)、セネガル(1,000万ドル、1万2,000トン)、ジブチ(1,000万ドル、1万3,000トン)。

(関隆夫)

(ウクライナ、アフリカ、エジプト、エチオピア、モロッコ、ガーナ)

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