ガーナの新駐日大使に初の女性、大統領は両国の関係強化を約束

ガーナの新駐日大使として1月26日、ジュヌビエーブ・エドナ・アパルー氏が任命された。同国の駐日大使に女性が任命されるのは初となる。同氏は外交官としてフランス、トーゴ、ナイジェリア、赤道ギニアなどに勤務した経験があり、直近では米国ワシントンでガーナ大使館の公館長代理、2019年10月には公館長を務めた。ガーナ大統領府で行われた就任式でアパルー新大使は、日本はガーナにとって重要な友好国であるだけでなく、世界でも非常に重要で強力な国だとし、今回の任務に全力で取り組み、ガーナに還元すると誓った。

アクフォ・アド大統領はアパルー氏の就任式で、ガーナと日本の友好関係の維持と強化を約束した。また、日本からガーナへの多くの投資を呼び込み、経済発展を果たすために、しっかり任務に当たってほしいと述べた。産業発展を遂げた日本のモデルについても賞賛し、ガーナが現在行っている産業政策が近い将来、良い結果をもたらすことを期待しているとした。

（関根広亮）