高リスク者に対する新型コロナワクチン4回目接種の実施計画を発表

(韓国)

ソウル発

2022年02月16日

韓国疾病管理庁は2月14日、新型コロナウイルスワクチンの4回目接種の実施計画を発表した。4回目接種は、3回目接種を完了した人のうち高リスク群に該当する(1)免疫低下者(約130万人、注1)、(2)療養病院・施設の入院・入居者および医療従事者(約50万人)が対象となる。

4回目の接種間隔(3回目のワクチン接種から起算)は、(1)免疫低下者、(2)療養病院・施設の入院・入居者および医療従事者ともに、原則4カ月(120日)。ただし、海外渡航、入院・治療など集団感染発生の懸念がある場合は例外的に3カ月(90日)後から可能。

接種の日程は次のとおり。(1)免疫低下者の場合、2月14日から当日接種(注2)と事前予約を開始し、予約の場合は2月28日から接種が可能。(2)療養病院・施設の入院・入居者は、3月第1週から順次接種が開始される予定だが、集団感染発生の懸念がある場合などは2月14日から接種が可能。

(注1)抗がん治療を受けている者、免疫制御剤を服用している者、HIV感染者など。

(注2)事前予約を不要とし、残余ワクチンなどを使用。

(当間正明)

(韓国)

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