製造業の海外投資拡大で国内雇用減が進む、全経連発表

(韓国)

ソウル発

2022年01月28日

韓国の全国経済人連合会(経団連に相当、以下、全経連)は1月24日、「最近5年間の韓国製造業の国内外雇用動向と課題」と題するレポートを発表した。それによると、2019年の韓国の製造業の国内雇用者数は2015年に比べ、約18万人減少した(注)。減少幅は、2020年のサムスン電子(10万9,490人)と現代自動車(7万2,020人)の国内従業員数を合わせた規模に匹敵する。他方、韓国輸出入銀行の統計によると、2019年の韓国の製造業企業の海外現地法人の雇用者数は2015年に比べ43万人増加している。

全経連は「国内製造業の投資環境が悪化する中、相対的に国内投資より海外投資が増加しており、その影響で国内製造業の雇用が減少し、海外での雇用が拡大している」と述べた。さらに、「韓国製造業の海外投資の拡大が国内の投資や雇用を縮小させないよう、政府はコア技術の開発に注力し、製造業の国内投資環境を改善すべき」と強調した。

(注)ILO Statistics and databases(ILOSTAT)のデータを引用。

(当間正明)

(韓国)

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