2021年の新車登録台数、2019年比で27.2%の大幅減

(オーストリア)

ウィーン発

2022年01月28日

オーストリア統計局は1月15日、2021年の乗用車と商用車の新車登録台数を発表した。乗用車は前年比3.6%減の23万9,803台で、「新型コロナ禍」前の2019年に比べ27.2%減になった。また、過去37年間で最も低い水準となった。ただし、原因は「新型コロナ禍」だけではなく、半導体不足などによる供給難も影響している。二輪車も前年比2.9%減となった。一方、商用車は、2022年からの増税前の駆け込み購入ラッシュを受けて、トラック(前年比56.2%増)をはじめ、大幅に増加した(添付資料表1参照)。

乗用車の新車登録台数をエンジン種類別でみると、長年1位だったディーセル車は前年比35.9%減の5万8,263台となり、シェアは前年から12.2ポイント減の24.3%に下がった。ガソリン車も9万1,478台と前年比15.1%減、シェアは5.2ポイント減の38.1%となった。一方、代替燃料自動車は前年比79.9%増の9万62台に増加し、シェアも37.5%に拡大した。このうち、ハイブリッド車は68.1%増の5万6,596台となり、シェアもディーセル車に近い23.6%になった。電気自動車は2.09倍の3万3,366台で、シェアは13.9%となった。そのうち、購入先の16.5%は個人、83.5%は法人(企業、地方自治体、役所など)だった(添付資料表2参照)。

乗用車の新車登録台数をメーカー・ブランド別でみると、フォルクスワーゲン(VW)グループは前年比1.8 %減の8万8,712  台、シェアは前年から0.7ポイント上昇し37.0%となった。そのうちVW、シュコダ、セアトの新車登録台数は、それぞれ6.0%減、7.6%減、4.8%減となった一方、アウディは13.1%増と大幅に増加した(添付資料表3参照)。セアトのスポーツカーブランドであるクープラは前年比13.4倍の1,983台になった。

また、日本メーカー・ブランドの新車登録台数は、合計で前年比3.0%減の2万5,198台となり、シェアも1.3ポイント減の10.5%に低下した。マツダ、トヨタ、スズキはそれぞれ4.4%増、9.9%増、6.5%増と好調だったが、それ以外はおおむね大幅に減少した(添付資料表4参照)。

(エッカート・デアシュミット)

(オーストリア)

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