2019年の温室効果ガス排出量は7億137万トン

(韓国)

ソウル発

2022年01月14日

韓国の環境部は2021年12月31日、2019年の温室効果ガス排出量が7億137万トン(前年比3.5%減)で確定したと発表した。2018年からの排出量削減に最も貢献したのが「発電・熱生産部門」(1,961万トン減)で、次いで、「ODS(注1)の代替物質使用部門」(250万トン減)、「家庭部門」(219万トン減)の順となった。他方、「道路輸送部門」は275万トン増え、「非金属部門」も113万トン増加した。

温室効果ガス排出量の主な増減要因として、「発電・熱生産部門」では、電力需要の減少による発電量減少(1.3%減)、微小粒子状物質(PM2.5)対策による石炭火力発電量減少(4.8%減)が挙げられる。他方、製造業・建設業では2018年に比べ44万トン減少したものの、「非鉄金属部門」は113万トンの増加、「化学部門」は41万トンの増加となった。

なお、韓国国内の部門別排出分類をIPCC指針(注2)に基づき再分類すると、2019年の排出量の構成比は「産業部門」55.7%、「建物部門」21.0%、「輸送部門」14.6%、「農畜産」3.0%、「公共その他」2.7%、「廃棄物」2.4%、「脱漏による排出」0.6%の順となる。

(注1)Ozone Depletion Substances:オゾン層破壊物質。

(注2)Intergovernmental Panel on Climate Change:気候変動に関する政府間パネル。

(当間正明)

(韓国)

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