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パナソニックインド、産業用IoTソリューションの提供開始

(インド)

ニューデリー発

2021年12月06日

パナソニックインドは11月24日、産業用IoT(モノのインターネット)ソリューションサービスの提供を開始した。主に自動車産業を中心としたメーカーの工場向けに、機械の稼働状況の見える化を実現することで生産性の向上を図る。各種機械にデータレコーダーを取り付け、同社のクラウドプラットフォーム「MirAIe Profactory(ミライ・プロファクトリー)」においてゲートウエー経由で届くデータを解析し、その結果を工場側のモニター画面(ダッシュボード)上で映し出すという仕組みだ。このサービス導入に当たり、製造業企業は新たに機械への設備投資を行う必要はなく、IoT化されていない既存機械に専用のデータレコーダーを設置するだけで済む。

このサービスは、パナソニックインドが2017年4月にインド発の事業創造を目的として立ち上げたインドイノベーションセンターが開発したものだ。同センターは設立以来、新規事業の創出のため市場調査や技術開発を進め、これまでにデジタルサイネージ「SignEdge(サインエッジ)」や個人住宅の家電設備用IoTソリューション「MirAIe(ミライ)」といったサービスを市場投入してきた。

今回の産業用IoTソリューションは、個人住宅の家電設備用の同技術を応用しつつ、成形や溶接、CNC加工など自動車産業で使われる機械での使用を念頭に置いている。専用データレコーダーの開発では、同分野に強いインド国内スタートアップと連携した。このサービス導入により、工場では機械の稼働状況をリアルタイムで把握できるようになるだけでなく、不具合の早期発見や予防などが容易になる。この結果、同センターが実施した実証実験では、設備生産性が8~15%程度向上する効果が見られたという。

インド政府は「メーク・イン・インディア」のスローガンの下、国内製造業の振興を強力に推し進めている。パナソニックインドはこの流れを捉え、日系・非日系を問わず、自動車産業を中心とした幅広い在インド製造業企業に本サービスの導入を提案していく計画だ。

写真 MirAIe Profactoryのデモの様子(パナソニックインド提供)

MirAIe Profactoryのデモの様子(パナソニックインド提供)

(広木拓)

(インド)

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