オミクロン株の確認でアフリカ南部8カ国からの水際対策を強化

(韓国)

ソウル発

2021年12月01日

韓国の疾病管理庁は11月27日、「緊急海外流入状況評価関係省庁会議」を開催し、11月28日午前0時から、オミクロン株の発生国と隣接する8カ国(南アフリカ共和国、ボツワナ、ジンバブエ、ナミビア、レソト、エスワティニ、モザンビーク、マラウイ。以下「アフリカ南部8カ国」)を防疫対策強化国、危険国家、および隔離免除除外対象国に指定した。

これら措置により、アフリカ南部8カ国でのビザ発給は、葬儀の出席などに限定される。また、アフリカ南部8カ国を出国し、経由便で入国しようとする外国人については、搭乗手続き時にパスポートなどを確認し、搭乗を制限する。

さらに、アフリカ南部8カ国から入国した韓国人はワクチン接種の有無にかかわらず、10日間の臨時隔離施設での隔離対象となり、韓国到着後1日目、5日目、隔離解除前にPCR検査を受けなければならない。

(当間正明)

(韓国)

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