マニラ首都圏、11月前半も新型コロナウイルス対策「アラート・レベル3」継続
(フィリピン)
マニラ発
2021年11月02日
フィリピン大統領府は10月29日、マニラ首都圏で11月1日から14日まで新型コロナウイルス対策「アラート・レベル・システム」(注1)の「アラート・レベル3」を継続して運用すると発表した。他の地域も含めた同システムの運用は以下のとおり。いずれの地域も11月14日まで適用。
【アラート・レベル4】
バコロド市、アウロラ州、東ネグロス州、西ダバオ州
【アラート・レベル3】
バギオ市(注2)、イロイロ市、ダバオ市、マニラ首都圏、バターン州、カヴィテ州、ラグナ州、リサール州、シキホル州、北ラナオ州、北ダバオ州
【アラート・レベル2】
アンヘレス市、オロンガポ市、ルセナ市、セブ市、ラプ・ラプ市、マンダウエ市、カガヤン・デ・オロ市、イリガン市、ブラカン州、ヌエヴァ・エシハ州、パンパンガ州、タルラック州、バタンガス州、ケソン州、アクラン州、アンティーケ州、カピス州、ギマラス州、イロイロ州、西ネグロス州、ボホール州、セブ州、ブキドノン州、カミギン州、西ミサミス州、東ミサミス州、ダバオ・デ・オロ州、南ダバオ州、東ダバオ州
それぞれのアラート・レベルでの活動制限の詳細は「GUIDELINES ON THE PILOT IMPLEMENTATION OF ALERT LEVELS SYSTEM FOR COVID-19 RESPONSE IN THE NATIONAL CAPITAL REGION(2021年10月13日改定版)」を参照(注3)。
(注1)「アラート・レベル・システム」は、地域の感染水準を5段階に区分けし、段階的にビジネス活動を制限していく。「アラート・レベル3」は「感染者数が多い、もしくは増加しており、かつ総病床利用率と集中治療室(ICU)利用率が増加している」に該当する。
(注2)バギオ市では別途、特別なモニタリングを実施。
(注3)同資料は随時改定される。大統領府や新興感染症に関する省庁間タスクフォース(IATF)のウェブページで最新版確認を。
(吉田暁彦)
(フィリピン)
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