バンコク都が規制緩和措置を公表、条件付きで店内アルコール消費が可能に

(タイ)

バンコク発

2021年11月02日

バンコク首都庁(BMA)は10月30日、タイ政府の新型コロナウイルス状況管理センター(CCSA)の決定第37号外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますなどを受け、施設閉鎖指令第45号を公表外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますした。同指令は11月1日に発効し同月30日まで有効。

施設閉鎖指令45号の主なポイントは以下のとおり。

1.飲食店内でのアルコール消費を許可:アルコールの店内消費は午後9時まで。観光業やサービス業を対象に導入した健康安全基準(SHA)を満たしている店舗のみ。

2.以下の店舗については、通常どおりの営業を許可する。

(1)レストラン(アルコールの提供は午後9時まで)、(2)コンビニエンスストア、スーパー、市場、(3)百貨店、モール、(4)映画館(収容人数の75%まで)、(5)スパ、マッサージ(要事前予約)、(6)美容クリニック、美容院、ネイル店など(要事前予約)、(7)動物園、(8)ホテル、展示場、会議場(ただし、アルコール消費は禁止)、(9)図書館、博物館(ただし、飲食は禁止)、(10)ジム、フィットネス、(11)保育園、(12)公園、プール、運動場、(13)子供の遊び場など(市役所からの許可が必要)、(14)遊園地、ウォーターパーク

3.以下施設を利用する際には、ワクチン接種、PCR検査または抗原検査キット(ATK)などの陰性検査結果が必要。

(1)タトゥーショップ、(2)スパでの水を使用するサービス、(3)ジム・フィットネスのサウナなど、(4)競技場での観戦

4.以下の施設や活動については、引き続き営業を禁じる。

(1)クラブ、バー、娯楽施設、(2)ゲームセンター、ネットカフェ、(3)競馬場など、(4)参加者が1,000人を超える活動〔バンコク首都庁(BMA)保健局の許可があれば可)〕

(岡本泰、ナオルンロート・ジラッパパー)

(タイ)

ビジネス短信 c7f986cffab76e8e