ソフトバンクグループ、bKashの株式20%を取得

(バングラデシュ)

アジア大洋州課

2021年11月24日

バングラデシュ有数のモバイル金融サービス(MFS)プロバイダーであるビー・キャッシュ(bKash)は11月11日、日本の大手ソフトバンクグループ傘下のソフトバンク・ビジョン・ファンドII(SVFII)が同社の株式の20%を取得することを発表した。

bKashのプレス・リリース外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますの中で、創設者兼CEO(最高経営責任者)のカマル・クァディリ氏は「この投資によって、既存のプラットフォームを通じ、より強力なデジタル金融エコシステムを構築・デジタル導入の推進が可能になる。世界中で利用可能な最高水準のテクノロジーを消費者に提供することで、金融包摂をさらに促すことができる」と述べている。

bKashは、2011年の創業。ブラック銀行(BRAC Bank)、米国を拠点とするマネー・イン・モーション(Money in Motion LLC)、世界銀行グループの国際金融公社(IFC)、ビル&メリンダゲイツ財団(Bill&Melinda Gates Foundation)、アント・グループ(Ant Group)の合弁会社で、現在、国内で15のMFSプロバイダーを運営、登録ユーザー5,600万人を抱える。バングラデシュ国内初のユニコーン企業(評価額が10億ドル以上の未公開企業)でもある。

一方のSVFIIは、アーム・ホールディングス(Arm Holdings)、スプリント・コーポレーション(Sprint Corporation)、アリババ(Alibaba.com)、ヤフー・ジャパン(Yahoo! JAPAN)、オラ・キャブス(Ola Cabs)、ハイク(HYKE)、ペイティーエム(Paytm)、ウィー・ワーク(WeWork)などに積極的な投資を進めている。

(寺島かほる)

(バングラデシュ)

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