第3四半期の製造業国内供給動向、国産製品の供給は減少

(韓国)

ソウル発

2021年11月17日

韓国統計庁は11月9日、2021年第3四半期(7~9月)の製造業国内供給動向(注)を発表した。同期の製造業製品の国内供給は、国産が前年同期比で2.4%減少したものの、輸入が13.9%増加し、全体では2.0%増加した(添付資料表1参照)。

財別では、最終財が前年同期比1.3%増加、中間財が2.5%増加した(添付資料表2参照)。消費財全体では、大型乗用車やフラットパネルディスプレー(FPD)テレビなどが減少して1.1%減、資本財は半導体ウエハー加工装置、半導体検査装置などが増加して5.0%増となったものの、国産は0.4%の増加にとどまった。中間財は、システム半導体やナフサが増加し、輸入が前年同期比14.1%増、国産は1.7%減となり、中間財全体では2.5%の増加となった(添付資料3参照)。

(注)製造業製品の国内供給と輸入の動向に関する基礎調査。

(当間正明)

(韓国)

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