ウクライナで新型コロナウイルス感染拡大、首都キエフで規制強化へ

(ウクライナ)

ワルシャワ発

2021年11月04日

ウクライナ・キエフのビタリ・クリチコ市長は10月28日、新型コロナウイルス感染症拡大を受け、11月1日から感染拡大防止措置を強化すると発表した。レストランやホテル、ショッピングセンター、ジム、公共交通機関などの利用時にワクチンの接種証明書またはPCR検査の陰性証明書の提示が必要になる。

ウクライナでは、感染状況に応じて各州・地域を「レッド」「オレンジ」「イエロー」「グリーン」の4つのゾーンに色分けして新型コロナウイルス感染対策を実施しており、レッドが最も感染レベルが高いことを示す。クリチコ市長は、今回の新たな規制の導入はキエフの感染状況がレッドゾーンの基準に達したからだと説明している。

また、10月28日の保健省の発表によると、既に8つの地域(ドニエプロペトロフスク、ドネツク、ザポリジャ、ミコライウ、オデッサ、リブネ、スムイ、ヘルソン)がレッドゾーンと認定され、10月30日から新たに7つの地域(ジトミル、イバノフランコフスク、キエフ、ルハンシク、リビウ、フメリニツキ、チェルニヒウ)もレッドゾーンに追加されることになった。

ウクライナの10月28日の新規感染者数は2万6,071人、死者数は576人。新規感染者数は過去最高を記録している。また、同日時点でワクチンを2回接種した人数は総人口の約17%にとどまる。ボロディミル・ゼレンスキー大統領は「現状を打開するためにはワクチン接種しかない」と述べ、接種のスピードを加速させるとしている。

(今西遼香)

(ウクライナ)

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