短期ビザ取得免除措置の再開遅れる

カザフスタン政府は9月21日、2020年4月から停止していた日本を含む30カ国への短期査証（ビザ）免除措置を再開することを表明していた（2021年9月27日記事参照）が、実際には引き続き以前と同様に政府省庁間委員会の特別許可に基づくビザ取得が必要な状態が続いている。

カザフスタンで特別許可に基づくビザ取得サポートを行っているドス・イミグレーションのダニヤル・イブラギモフ代表はジェトロのインタビューに対し、「査証免除再開に関する委員会決定はなされたが、政府の承認が遅れている。また、査証免除措置が再開された場合でも、日本国籍者が第三国経由でカザフスタンに到着する場合は、依然として特別許可の取得を求められる可能性もあり、引き続き最新の情報を取得する必要がある」と回答した。

（高橋淳）