11月1日から外国人入国許可に向けて緩和措置開始

(アルゼンチン)

ブエノスアイレス発

2021年10月04日

アルゼンチン政府は10月1日、必要緊急大統領令(DNU)678/2021号外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますを公布し、9月21日に発表した新型コロナウイルス感染拡大に係る行動制限措置の大幅な緩和を正式なものとした(2021年9月22日記事参照)。今回の措置は10月1日から12月31日まで有効。

また、同日公布した行政決議第951/2021号外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますにより、入国人数制限、国境封鎖措置も条件付きで段階的に解除する。主な措置は以下のとおり。

  • 非居住者外国人の入国は10月31日まで禁止だが、観光目的の隣国居住者(注)の入国は10月1日から認める。11月1日以降は全ての外国人の入国を認める。
  • 入国人数制限は、10月1日から3日までは1日当たり2,300人。10月4日から10日までは1週間当たり2万1,000人の入国を認める。10月11日以降は、国内の新型コロナワクチン接種率が50%に達成する日から14日後まで、1週間当たり2万8,000人の入国を求める。それ以降は人数制限を撤廃する。
  • 入国条件は、入国の14日前までに2度のワクチン接種を完了していること、出国前72時間以内に検査を受けて陰性証明書を提出し、入国後5~7日目にPCR検査を受けること。これら条件を満たした場合、強制隔離を免除する。2度のワクチン接種を完了していない場合(未成年者を含む)、入国時に抗原検査、強制隔離を行い、入国7日目にPCR検査を受ける。国内のワクチン接種完了率が50%を達した日から14日後以降は、入国時の抗原検査の義務を撤廃する。

DNU678/2021号を公布して、行動制限の緩和措置や国境封鎖措置を段階的に解除した背景として、「2021年は5月に新規感染者数がピークに達し、当時の1日当たりの新規感染者数は平均で2万6,877人に達したが、9月には1日当たり1,584人まで大幅に減少し、2020年5月以来の最も低い水準となった。また、集中治療室(ICU)の入院患者数や死者数も16週間連続で減少傾向にある」ことや、「9月28日時点で18歳以上の国民の88.5%が1回目のワクチン接種を終え、全国民の約48%が2度の接種を完了した」ことを挙げている

(注)隣国はボリビア、チリ、ブラジル、パラグアイ、ウルグアイの5カ国。

(山木シルビア)

(アルゼンチン)

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