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ブエノスアイレス市、国に先行して新型コロナ対策で独自の行動制限緩和

(アルゼンチン)

ブエノスアイレス発

2021年10月01日

アルゼンチンの首都ブエノスアイレス市は、市内の新型コロナウイルス新規感染者数の大幅な減少を受けて、連邦政府が10月1日から実施する行動制限の緩和措置(2021年9月22日記事参照)の一部を9月17日から先行して導入した。

オラシオ・ロドリゲス・ラレッタ市長は「市内の1日当たりの新規感染者数は第2波(2021年3~5月)のピーク時で3,500人だったが、現在は平均220人まで減少したほか、公共医療システムの集中治療室(ICU)病床使用率もピーク時の80%以上から9.8%まで大幅に減少した」と、緩和措置の理由を説明した。27日時点の市内居住者の1日当たり新規感染者数は77人、ICU病床使用率は6.1%で、さらに減少傾向にある。また、25日以降は3日連続で新型コロナ感染による死者が確認されていない。

ブエノスアイレス市が17日に開始した主な緩和措置は以下のとおり。

  • 屋内外を問わず、集会に人数制限を設けない。ビルやホテルなどの共有スペースでの人数制限を解除。
  • 飲食店、ショッピングセンター、その他の店舗での人数制限を撤廃。
  • バーやディスコなどは午前3時まで営業可能。
  • 屋外イベントは密を避けて最大4,000人まで。屋内も4,000人まで認めるが、収容人数は70%が上限。
  • 市外への旅行後に市内に戻った際の検査の義務付けを撤廃。

ただし、連邦政府が10月1日から解除する「混雑のない屋外でのマスク着用義務」は10月1日以降も継続する。ブエノスアイレス市政府のフェルナン・キロス保健相は「マスクを外すにはまだ早い。市民の70%が2度のワクチン接種を完了した時点で検討したい」と述べている。26日時点の市内の2回目接種完了者は60%。70%に達するには追加で約30万7,000回の接種が必要とされる。

(山木シルビア)

(アルゼンチン)

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