カンボジア、RCEP協定の批准および寄託手続きが完了

(カンボジア)

プノンペン発

2021年10月26日

カンボジアによる地域的な包括的経済連携(RCEP)協定の批准およびASEAN事務局長への批准書寄託手続きが完了した。ジェトロが10月21日、カンボジア商業省のシム・ソケン長官にヒアリングして明らかとなった。カンボジアでは、9月9日に国民議会(下院)、同月20日に上院でRCEP協定が承認され、10月15日の国王による公布を経て、国内の批准手続きが完了していた。

RCEP協定第20章の最終規定では、各署名国は国内手続きを全て終えた後に、批准書または受諾書、承認書(以下、批准書)を寄託者のASEAN事務局長に寄託することになっている。同協定は、ASEAN10カ国のうち6カ国と非ASEAN5カ国のうち3カ国の批准書が寄託された日から60日後に発効する。

(井上良太)

(カンボジア)

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