輸入業者の税務署登録を厳格化、従わない場合12%の追徴金も

(セネガル)

アビジャン発

2021年09月28日

セネガルで2020年財政法に関する法律第2019-17号によって導入が決まった「税負担平等税(PCF)」が9月1日から施行されたことを受けて、翌2日に、アブドゥライ・ダウダ・ジャロ財務・予算相は記者会見を行った。同相は、あらゆる輸入業者は税務署への申告が必要で、義務を果たしていない場合は申告時にペナルティーが科されるだろうと述べた。

8月31日に税関総局(DGID)が出したコミュニケによると、この措置は、納税義務を果たしていない、もしくは税務署に登録していない法人や個人の輸入に対して、全ての製品価格に12%の追徴金を課すことができる。納税義務を果たしている場合は、税関総局のウェブサイト上に開設された専用ページ外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますで証明書を電子発行し、輸入の都度、通関業者に渡す必要がある。証明書の有効期限は2カ月間だ。

(安藤真由美、水野大輔)

(セネガル)

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