社会的距離確保の第4段階を10月3日まで延長

(韓国)

ソウル発

2021年09月08日

韓国の中央事故収拾本部は9月3日、新型コロナウイルス対策としての社会的距離確保について、現行の措置を9月6日から10月3日まで延長すると発表した(首都圏:第4段階、非首都圏:第3段階)(添付資料表参照)。

他方、ワクチン接種完了者などに対する制限の一部例外適用を開始し、レストラン・カフェおよび家庭での私的な集まりについて、首都圏の場合は6人まで、非首都圏の場合は8人まで可能とした(注1)。また、首都圏のレストラン・カフェの店内飲食可能時間を午後9時から10時に変更した(注2)。

また、「秋夕」(旧暦8月15日)連休の特別防疫対策を9月13日から26日まで実施し、予防接種完了またはPCR検査後、最少人数で帰省することなどを勧告した。私的な集まりについて、秋夕連休前後の9月17~23日に限り、首都圏、非首都圏にかかわらず、予防接種完了者を含め最大8人までの集まりを可能とすることとした(注3)。

(注1)ワクチン未接種者・未完了者の場合、首都圏は午後6時までは4人、午後6時以降は2人まで、非首都圏は4人まで可能。

(注2)非首都圏の場合は、従来から午後10時まで店内での飲食が可能。

(注3)家庭内での私的な集まりに限る。8人の私的な集まりの場合、ワクチン未接種者・未完了者は4人まで許容される。

(当間正明)

(韓国)

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