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シカゴ市、米全州を新型コロナに係る旅行勧告対象に

(米国)

シカゴ発

2021年09月14日

シカゴ市は9月8日、米国の全ての州が同市の新型コロナウイルス感染に係る旅行勧告の対象外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますとなったと発表した。また、同市はワクチン未接種の旅行者向けのガイダンスを更新し、旅行前および旅行後の検査と検疫に関する勧告事項が新たに追加された。

シカゴ市の旅行勧告は、各州における10万人当たりの新型コロナウイルス新規陽性者数などを基準として、オレンジ色(15人以上、「高リスク」)と黄色(15人未満)の2色にエリア分類されている。今回、バーモント州がオレンジ色エリアに新たに含まれ、全州が「高リスク」の旅行勧告対象エリアとして分類されることになった。

今回更新されたガイダンスでは、ワクチン未接種の旅行者が勧告対象の州に旅行する場合、出発の1~3日前の検査実施、さらに旅行後には3~5日目にウイルス検査を受けることを前提に7日間自宅で自己隔離するか、検査を受けない場合は旅行後10日間の自宅での自己隔離をすることなどが求められている。

シカゴでの新規感染者数は9月5日時点で1日平均486人に達し、「新型コロナ禍」で過去最多となった2020年11月中旬の2,497人を下回るものの、2021年6月下旬に記録した過去最低値である34人の12倍以上となった。こうした状況を踏まえ、シカゴ市では8月25日、市職員のワクチン接種義務付けを発表したほか、イリノイ州でも8月30日から2歳以上の州民に室内でのマスク着用が再び義務化されるなど、次第に警戒感が高まっている。

シカゴ公衆衛生局長のアリソン・アーワディ博士は「全米で感染者が急増していることを考えると、ワクチン未接種のシカゴ市民は、可能な限り今は旅行を控えるべき」と述べた。同博士は8月に、新規感染者、入院者、死亡者のほぼ全員がワクチン未接種者であることを指摘しており、今回、新型コロナウイルスのリスクを減らすためのワクチン接種の重要性をあらためて強調した。

(小林大祐)

(米国)

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