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EVスタートアップのリビアン、全米初となる電動ピックアップトラック出荷

(米国)

ニューヨーク発

2021年09月21日

米国の電気自動車(EV)メーカーのリビアンは9月14日、全米で初となるEVピックアップトラック「R1T」を出荷したことを発表した。

「R1T」はバッテリーのみで走行するフルサイズピックアップトラック。自動車評価会社のケリーブルーブックによると、バッテリー容量は135キロワット時(kWh)で、フル充電の場合、推定314マイル(約505キロ)の走行が可能だ。

写真 リビアンのピックアップトラック「R1T」(リビアン提供)

リビアンのピックアップトラック「R1T」(リビアン提供)

ピックアップトラックは、米国で販売台数上位3モデルを占める人気車種。同車種のEVでは各社が力を入れ始めており、EVメーカーではテスラが「サイバートラック」の販売を2022年に予定。既存メーカーでは、9月16日にフォードが2022年に発売予定の「ライトニング」に2億5,000万ドルの追加投資を行うことを発表した。ゼネラルモーターズ(GM)もEV「ハマー」を今年秋に発売する予定だ。

リビアンは米マサチューセッツ工科大学出身で現在は最高経営責任者であるRJ・スカーリンジ氏が2009年に設立した。生産拠点をイリノイ州ノーマルの旧三菱自動車工場に置き、今回発売した「R1T」とスポーツ用多目的車(SUV)「R1S」の生産、開発を行っている(2020年8月7日記事参照)。これまでフォード、アマゾンのほか、資産運用会社大手などから約100億ドルを調達済みで、さらに今秋には新規株式公開(IPO)を実行することも報じられている(ブルームバーグ8月27日)。

リビアンによると、同社は既に連邦政府とカリフォルニア州の認可を取得済みで、全米での販売活動が可能。EV販売拡大のネックとなる充電設備に関しては、2023年にかけて米国とカナダの600カ所に高速充電器を3,500台設置するほか、1時間に最大25マイル(約40キロ)分が充電可能なレベル2の充電器を1万台設置する計画だ。

(大原典子)

(米国)

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