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英ロータス、武漢に世界市場向けのEV工場を建設

(中国)

武漢発

2021年09月07日

中国自動車メーカー大手の吉利控股集団(本部:浙江省)の傘下で英国自動車メーカーのロータスは8月31日、湖北省武漢市の武漢経済技術開発区内に新会社「ロータス科技」と「ロータス武漢スマート工場」を設立したと発表した。新会社はロータスグループのグローバル統括拠点を担うほか、新工場では世界市場向けの電気自動車(EV)の生産を行う。

新工場の敷地面積は100万平方メートル超で、総投資額は80億元(約1,360億円、1元=約17円)を上回り、年間生産能力は15万台を見込む。2021年末から一部稼働を始め、2024年の全面稼働を目指す。また、新工場は3Dデジタルツイン技術(注)を採用した先進工場として、各工程がデジタル化、スマート化され、在庫管理や物流プロセスも無人化、自動化される。

ロータス科技は、2022年にスポーツ用多目的車(SUV)の「タイプ132」、2023年までに4ドアクーペの「タイプ133」、2025年までにSUVの「タイプ134」の計3モデルを生産、販売するとしている。また、2026年には新たな電動スポーツカーの「タイプ135」の投入を目指している。

新会社設立について、吉利控股集団の副総裁とロータスグループの最高経営責任者(CEO)を兼任する馮擎峰氏は「ロータス科技は、中国や英国、ドイツの研究開発・設計部門とグローバル資源を統合し、世界市場に向けたハイエンドな純EVを製造することで、ロータスグループの電動化やスマート化を促す推進力となる」と述べている(「長江日報」9月1日)。

武漢市内には、中国自動車メーカー大手の東風汽車をはじめ、ステランティス(旧プジョー・シトロエングループ)、ホンダ、日産自動車、ゼネラルモーターズ(GM)などの外国自動車メーカーが生産拠点を設けている。今後、ロータスブランドが加わることで、武漢市ではフランス、日本、米国、英国の4カ国のブランドによる自動車生産が行われることになる(「長江日報」9月1日)。

(注)さまざまなデータを基にデジタル空間で現実の世界を再現する技術のこと。

(片小田廣大)

(中国)

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