政府がCPTPP加入に向けた検討状況点検

(韓国)

ソウル発

2021年09月24日

韓国企画財政部は9月17日、洪楠基(ホン・ナムギ)副総理兼企画財政部長官主宰による関係長官会議を開催した。会議では対外経済分野の主要懸案を点検し、以下を公表した。

1.最近の米中間の覇権競争の中、先端技術の保護やサプライチェーンの再編など、経済問題における安全保障との連携が深まる様相であり、より大きな枠組みで経済と安全保障を総合的に考慮した対外経済戦略と対応の方向性を議論した。

2.環太平洋パートナーシップに関する包括的および先進的な協定(CPTPP、いわゆるTPP11)加入の推進に関連し、これまでに検討してきた4分野と国内制度の改善(注)、現在の加入国との非公式協議の結果などを基に、CPTPP加入の進行状況と国内外の環境などを総合的に点検した。

(注)水産補助金、デジタル通商、国営企業、衛生検疫の4分野

(当間正明)

(韓国)

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