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国会での信任投票を経てライーシー政権が組閣

(イラン)

テヘラン発

2021年08月30日

イランで8月25日、イブラーヒーム・ライーシー大統領から提出されていた閣僚候補者名簿の信任投票が国会で行われ、教育相候補を除いた18人が新閣僚として信任された〔8月25日付イスラーム共和国通信(IRNA)外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます〕。革命防衛隊出身者などの保守強硬派が多くのポストを占めた。新閣僚は添付資料のとおり。

翌8月26日、ライーシー大統領は最初の閣議を招集。新型コロナウイルス感染拡大との闘い、インフレの抑制、人々の生活の保障が新政権の最優先事項と強調した。また、重要な公約の1つとして汚職撲滅を挙げ、各大臣に対し汚職が発生することがないよう求めた(8月26日付IRNA外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)。

外相に任命された元外務事務次官のホセイン・アミール・アブドゥラヒヤーン氏は信任投票後、「隣国やアジア諸国との関係改善が最優先事項」と強調した(8月26日付IRNA外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)。

経済・財務相に任命されたエフサーン・ハーンドージー氏は「イラン経済には、効果の高い幾つかの短期的な措置が必要だが、それらは経済改革の長期的な道筋の上でも考慮されなくてはならない」と述べた。具体的には、マクロ経済の安定を回復させるため、物価と通貨の変動を減らすことや、経済政策立案における同省の役割の強化が必要とした(8月26日付IRNA外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)。

産業・鉱業・貿易相に就任したセイエド・レザー・ファーテミー・アミーン氏は、市場の規制、輸出・生産の障壁の撤廃を、同省の短期的な優先事項にするとした。また、生産と貿易(輸出)における雇用と民間部門の役割の重要性を指摘した(8月26日付産業・鉱業・貿易省外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)。

ライーシー大統領は同8月25日、閣僚とは別に、大統領選挙の対立候補者でもあったモフセン・レザイー氏を経済担当副大統領として任命した。同氏は、革命防衛隊の元司令官で、テヘラン大学で経済学博士号を取得している(8月25日付IRNA外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)。

(鈴木隆之、マティン・バリネジャド)

(イラン)

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